【No.43】
No.42の続きはまたいずれ書きます。
今回はまたおすすめの漫画を紹介します!
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挑戦者のバイブル
『アイシールド21』です!
実際、この漫画のコンセプトも
「スーパーパワーへの挑戦」
この漫画のテーマに「スーパーパワーへの挑戦」というものがあります。
スーパーパワーというのは、
例えば才能だったり、体格だったり、制度だったり、常識だったり、人種だったり、年齢だったり、
そういう「どうしようもないもの」を総称してそう呼んでるのですけどね。
このテーマを描いている象徴的なキャラとしては、
王城ホワイトナイツの桜庭春人
神龍寺ナーガの金剛雲水
がいます。
桜庭にとってのスーパーパワーは、同じチームの進清十郎。ラインマン級のパワーと高校最速の脚を兼ね備える、ただでさえ天才に溢れているのに、誰よりも勤勉でストイックに努力を積み重ねる完璧超人。
同じチームの誰もが
「進には敵わない」
「アイツは特別だ」
と諦めるなか、桜庭は
「それでも俺は、進に勝ちたい!」
と悩み、もがき、苦しむのです。
そしてもう一人、金剛雲水は、同じ双子の弟の金剛阿含のスーパーパワーに物心ついた時から悩まされ続けます。血の滲む努力を勤勉に積み重ねる自分は「いい選手」止まり、だけど全く練習しない弟は「100年に一人の大天才」
「なんで阿含なんだろう?なんで自分ではないのだろう?」と悩み、苦しみ、絶望し、ついには
「阿含を最強にすることで、自分を納得させる」
という歪んだ形で自分の気持ちに決着をつけようとするのだけど。。。
という感じで、上の二人は特に象徴的だけど、
主人公のセナや、裏主人公のヒル魔はもちろん、
登場時はスーパーパワーの象徴だった進や阿含、峨王ですら「更なるスーパーパワー」にぶつかってあがき、挑むドラマを描いています。
だからこそ僕は、アイシールド21って「挑戦者のバイブル」だなぁと思うんですよ。
特に大事にしている、アイシールド21で得たセリフをもって43本目を終わります。
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今秋、競技場でプレーする諸君の誰もが、必ず一度や二度の屈辱を味わうだろう。
今まで打ちのめされた事がない選手など、かつて存在したことはない。
ただし、一流選手はあらゆる努力を払い、速やかに立ち上がろうと努める。
並の選手は立ち上がるのが少しばかり遅い。
そして敗者はいつまでもグラウンドに横たわったままである。
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終